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Silverbullet

Author:Silverbullet
ルエリ鯖主に7ch/モハフは3鯖
名前の由来は「銀の弾丸」で、通称ギンダマン。
勇者とは究極の器用貧乏である。

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劇場版ダークソウル 北の不死院編(中)
 地下牢の並ぶ廊下の先には、円筒形の空間があった。小さな階段があり、二段も降りた先には静かに澄んだ水が蓄えられている。ギンダマはしばし、周囲に物音がしないかどうか確認しながら、その場に佇んだ。
 もうどれほどの時間、食べ物はおろか、水も飲んでいないか自分でもわからない。しかし、それは当然のことなのかもしれないが、水を飲みたいとは思わなかった。それよりも、どうやって自分がこの地下牢にやってきたのか、廊下の構造からして一度は通ったことのあるはずのこの先に何があるのか…… まったく思い出せないでいることだった。
 意を決して、足を踏み出す。
 深さはふくらはぎあたりまでだったので、下級の騎士として送られたギンダマの金属鎧も、大きな問題にはならなかったことは、非常に幸運だった。円筒形の空間はもうひとつ、同じような円筒形の空間に通じていた。そこには金属製のはしごがかかっており、上へと進むことができそうだった。その形状からすると、ここは井戸の底のようだ。
 しっかりとした石造りの井戸、おそらく地下水か雨水かをためているのだろうが、不死者と亡者だけのここには不要な設備である。ギンダマの知らぬ遠い昔には、敬虔な僧侶たちが俗世を離れて暮らす寺院だったのだろうか。
「今となっては、井戸もただの水溜り、だな」
 そうでなければ、衛生面での管理が重要視される井戸の底から行ける場所が地下牢、ということはあるまい。

 ギンダマが金属製のはしごを登ると、そこには周囲を頑丈な壁に囲まれた中庭があった。弱々しい太陽の光に照らされた砂地、壁際にひっそりと横たわる苔類。庭の中央には、焚き火の跡が残されていた。不思議なことに、昨晩だれかがそこにいたかののように、奥のほうには埋み火があるようだった。
 ふと、ギンダマが居心地の良い地下牢を出るきっかけになった騎士のことを思い出した。彼が昨晩、ここで一夜を過ごしたのだろうか? 彼も不死者なのだろうか?
 一気に疑問が湧き出し、もちろんそれに対する答えなど得られないまま、ギンダマは焚き火の跡に近寄り、そばに突き立てられていた火掻き棒で、埋み火を掘り起こした。灰がギンダマの仕打ちに抗議するように舞ったが、それを下から押しのけるようにして、炎がギンダマに喜びの踊りを披露した。
 空腹も渇きも覚えないギンダマの身体に、不意に暖かさと安らぎに似た感情が流れ込んできた。
「……」
 思わず、ギンダマは腰を下ろし、静かに炎を見つめた。
 今は鎧で見えないが、この金属の下には、干からびた死骸と変わらぬ肉体があることを、ギンダマは知っていた。不死者は、死んでも蘇る。しかし、あくまでも生者ではない。肉体も生者のものではない。それゆえ、空腹も渇きも覚えない。不死者の肉体には、骨の髄まで染み渡る言いようのない寒さがあった。
 その寒さが癒されていく。ゆらゆらと踊る炎。その奥に何か見えるような気がした―― その時、一陣の風がギンダマの意識を現実に引き戻した。
 立ち上がったギンダマは風の北方向に目を向けた。
 先程は焚き火の跡に気をとられていたのか、中庭から再び建物に入るための大きな扉が少し開いており、そこから風が吹き込んで来ているようだった。さらに周囲を良く見ると、扉に向かって右側の壁には、鉄格子の扉があり、そこから中庭を見下ろす二階のバルコニーへ登れるようだった。が、あいにく鉄格子の扉には向こう側から鍵がかかっており、さしあたり、ギンダマが新しい隠れ家を探すには、あの扉から建物に入るしか方法はなさそうだった。

 他に方法がないとなれば仕方がない。かつては勇者と呼ばれた男の、持ち前の気楽さか、両開きの大きな扉を引きあけると、中に踏み込んだ。そこには何本もの柱が並ぶ聖堂のような空間で、たくさんの背の高いつぼが所狭しと並べられていた。
 正面には今開いた扉よりも二周り以上大きな荘厳な扉があり、その上には、かつて立派なステンドグラスで信仰を表していたであろう、大きな穴があり、その向こうにはどんよりと曇った空が見えた。
 上を見上げると、そこに屋根はなく、同じようにどんよりとした雲が太陽を覆い隠し、好き勝手に吹き荒ぶ北風の味方をしていた。広々としたこの空間には何の気配もなかったが、さすがにここに陣取って居眠り三昧の生活を送れるような予感はしなかった。
「困ったなァ……。さしあたってはあの大扉か、それとも……」
 ツボに目をやる。
「いや、ツボはなしだ」
 どこの国の話かは忘れたが、呪われた不死者の証、ダークサインが現れた者を即座に殺してツボに収め、この不死院に送り込んだという噂を耳にしたことがあった。おそらくそのツボが、これなのだろう。中が空っぽなのは、不死者がここで目を覚まし、ツボを出ていずこかをさまよっているということだ。もしかすると、地下牢で殺した亡者も、かつてはこのツボで運ばれてきたのかも知れない。
 崩れた屋根の残骸であろう、大きな煉瓦に気をつけながら、ギンダマは大扉に向けて歩みを進めた。聖堂の中ほどに来たところで、足元に橙色の何かがあることに気がつき、立ち止まる。
 それは淡い橙色の光を帯びた文字だった。
『逃げろ!』
 短い警告を表す文字。そして背後に巨大なものが降って来るような気配。
 振り向いたギンダマの目の前に、彼の三倍ほどの背丈、胴回りは十人分といった巨大な悪魔が着地した。背中にはとてもそれで飛行が可能とは思えないいい加減な形の翼、そしてごつごつした筋肉に覆われた腕と凶悪な爪の手には、ギンダマなど一撃で叩き潰せそうな巨大な棍棒があった。
「嘘だろ」
 これは死ぬな、とギンダマは思った。不死者であるがゆえに、意外と悲壮感はなかった。
 が、いざ棍棒が振り下ろされるとなると、ギンダマはすばやく身をかわしていた。
(こういうとき、大扉はだいたい、開かない。となれば……)
 入ってきた扉は悪魔を挟んで反対側にある。きょろきょろと逃げ道を探すギンダマの視界に飛び込んできた壁際の通路へ、ギンダマは迷わず走り出した。繰り返す死は不死者の理性を蝕み、やがて亡者に堕ちる。
 唯々諾々と殺される気になるほど、ギンダマは自棄になっているわけではなかった。

冥魂 | 12:10:35 | Trackback(0) | Comments(0)
劇場版ダークソウル 北の不死院編(上)
 ダークソウルの問題点として、ダークファンタジーまでは良いにしても、敵の造形が結構グロいところが上げられるだろう。特に病み村の巨大ヒルとか、苦手なひとにはたまらんモノがあると思う。
 クモが苦手な知り合いが数名いるが、クモ的なキャラは上半分がセクシーダイナマイツなので上半分だけ見てクリアしたか、あるいはダークソウル的には休憩ポイントになったかも知れない。
 だが巨大ヒル、てめーはだめだ。
 巨大ヒルは弱い割りにドロップが大変おいしいのがまたあざといと言えるだろう。
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冥魂 | 12:56:52 | Trackback(0) | Comments(0)
クモの巣除去にダークソウル
 巷ではダークソウル2の発売についてイロイロにぎわっているようですね。協力プレイまわりにバグがあったり、ランダムマッチングだったりして、意外と協力プレイを楽しめなかったダークソウルでしたが、逆に数が少ない大佐との協力プレイは思い出に残ってます。
 大斧使いこなすとか大佐まじパねえから。アクション苦手とか嘘だろ。モンハン(提案

 劇場版ダークソウル(速攻で投げ出したので書きかけ)でクモの巣を払うことにします。

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冥魂 | 12:17:33 | Trackback(0) | Comments(0)

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